腰痛持ちの方にとって、車の乗り降りは見落としがちな「腰に負担がかかる動作」の一つです。
特に、運転後に車から降りようとした瞬間――
「ズキッと腰に痛みが走った…」
「降りた後しばらく腰が伸びない…」
そんな経験、ありませんか?
「腰痛を持っていると、普通の動作が“怖くなる”ことさえありますよね」
実は、ちょっとした降り方の工夫で、腰の痛みをグッと軽減することが可能なんです。今回は、整骨院でも患者さんによくお伝えしている「腰を守る車の降り方3つのコツ」をご紹介します!
なぜ車の乗り降りで腰に痛みが出やすいのか?
まずは、原因をしっかり知っておきましょう。
車の乗り降りで腰に負担がかかる理由は、以下の3つの動作が同時に起きるためです。
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身体をひねる(腰の回旋)
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前かがみになる(腰椎の屈曲)
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片足に体重を乗せる(片足荷重)
これらは、腰に大きなストレスをかける典型的な姿勢です。
特に、軽自動車やミニバンなどシートが低めの車種では、腰が沈み込む姿勢になりやすく、痛みのリスクがさらに高まります。
腰に優しい!車からの正しい降り方3ステップ
では、どうやって腰の負担を減らせばよいのでしょうか?
以下のような順序で降りると、安全かつスムーズに立ち上がることができます。
① 体全体を外へ向けてから足を出す
まずは、腰をひねらずに、体ごとドアの方向(外側)に向けましょう。
「腰だけをねじって足を出す」動作はNGです。
✅ ポイント:お尻をシートの前方にずらし、両膝も外に向けると楽になります。
② 両足をそろえて地面につける
両足をそろえて外に出すことで、バランスがとれやすくなり、片足だけに体重が乗ることを防げます。
✅ ポイント:足をそろえることで、骨盤が安定しやすくなります。
③ 両膝に手を置いて、ゆっくり体を起こす
両膝に手を添えて、手の力を借りながら体を支えるように立ち上がりましょう。
これにより、腰回りの筋肉への負担が軽減されます。
✅ ポイント:「腰で立ち上がる」のではなく、「手と脚で立ち上がる」イメージです。
NGな降り方に要注意!
以下のような動作は、腰に負担がかかりやすく、痛みの原因になります。
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シートに座ったまま片足だけ出して、身体をねじる
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片手でドアやシートを支えながら立ち上がる
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勢いよく「よっこいしょ」と反動で立ち上がる
どれも「ねじり」「反動」「片足荷重」が加わってしまうため、できるだけ避けましょう。
ワンポイントアドバイス:クッションを活用して回転をサポート!
どうしても乗り降りがつらい場合は、市販の回転式クッションの使用もおすすめです。
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シート上で体が回しやすくなる
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体のねじれ動作を減らせる
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数千円で購入でき、長く使える
患者さんの中にも、「これを置いてから、乗り降りがかなりラクになった」とおっしゃる方が多数いらっしゃいます。
まとめ|“乗り降りのクセ”が腰痛悪化の原因になることも
腰の痛みは、一度悪化すると日常生活に大きな影響を与えます。
車の乗り降りといった、何気ない動作の積み重ねが腰に負担をかけていることも珍しくありません。
ぜひ、次のポイントを明日から意識してみてください。
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体を外に向けてから足を出す
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両膝に手を添えながら立つ
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勢いやねじりを避けて、ゆっくり降りる
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補助具(回転クッション)を使って動きをサポート
小さな積み重ねが、将来の大きな違いにつながります。
腰痛に悩んでいる方は、ぜひ今日から取り入れてみてくださいね!
店舗情報
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店舗名
- 別府おひさま整体
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代表
- 行平 敏郎(ゆきひら としろう)
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住所
- 〒874-0847
大分県別府市馬場2−2
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営業時間
- 9:00〜18:30
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休診日
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アクセス
- 馬場の新鮮市場さんを150m下り、左手の山内整骨院を左折して150m
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TEL
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090-2138-3794
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