「腰がいたいから、とりあえずストレッチしよう」
そんなふうに考えて、自己流でストレッチをしていませんか?
実はそれ、腰の状態を悪化させる原因になる可能性が高いんです。
とくに痛みが強いときは要注意。無理なストレッチは逆効果になることもあります。
ではなぜ、腰痛時にストレッチがよくないのでしょうか?
その理由を、最新の医療情報と臨床経験をもとに解説します。
WHOによると
腰痛の約9割は「原因がはっきりしない腰痛です」
腰痛の原因について、**世界保健機関(WHO)**は以下のように報告しています。
「腰痛のうち約90%は、明確な診断名がつかない“非特異的腰痛”原因不明な腰痛である」
つまり、腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症などの「特定の病名」がつく腰痛は一部であり、
ほとんどの腰痛は、筋肉・関節・姿勢などの複数の要因が絡んだ結果として起きているということです。
非特異的腰痛の大きな要因「体の歪み」
では、非特異的腰痛の原因として多いのは何か?
それが「体の歪み」や「悪い姿勢」です。
こんな姿勢になっていませんか?
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猫背(背中が丸まっている)
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反り腰(骨盤が前傾して腰が反っている)
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スマホ首、ストレートネック(頭が前に出た状態)
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長時間同じ姿勢で座る・立つ
このような姿勢が日常的に続くと、腰回りの筋肉や関節に常に負荷がかかり、
**痛みとして現れるのが「非特異的腰痛」**です。
痛いときのストレッチが逆効果になる理由
痛みがあるときにストレッチをすると、なぜ悪化するのでしょうか?
主な理由は次の3つです。
1. 炎症を悪化させてしまう
痛みのある腰には、筋肉や関節に炎症が起きていることがあります。
この状態で無理に伸ばすと、筋繊維がさらに傷つき、炎症が悪化することがあります。
2. 正しいフォームでできない
痛みがあると、人は無意識に動きをかばいます。
正しい姿勢やフォームでストレッチできないため、効果がないどころか、他の部位を痛めるリスクも高まります。
3. 原因にアプローチできていない
非特異的腰痛の多くは「腰以外」にも原因があることが多いです。
股関節の硬さ、骨盤のズレ、背骨のバランスなどを無視して腰だけをストレッチしても、根本的な解決にはなりません。
腰痛を改善するために必要なこととは?
腰痛を本当に改善したいなら、
まずは**「今の姿勢や体の状態を知ること」**が最も大切です。
その上で必要になるのが以下の3つ:
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姿勢の分析(猫背・反り腰・骨盤の傾きなど)
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筋肉のバランスや柔軟性のチェック
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日常生活のクセや動作の見直し
これらを踏まえたうえで、はじめてストレッチや運動が効果を発揮します。
まとめ:腰が痛いときは、まず「体の状態」を見直しましょう
腰痛の9割が「非特異的腰痛」であり、
その多くは姿勢の崩れや体の歪みが原因です。
痛みがあるときのストレッチは、自己流だと逆効果になる可能性があります。
まずはご自身の体の状態を正しく知り、専門的な視点で改善方法を考えていくことが重要です。
当院では、腰痛の根本原因を見極め、
その人の体に合った施術とセルフケア指導を行っています。
「腰が痛いけど、何をしたらいいのかわからない」
「私の腰痛は本当に治るのだろうか、、」
などLINEからもご相談いただけます。
まずは痛み改善の第一歩を踏み台してみてはいかがでしょうか??
店舗情報
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店舗名
- 別府おひさま整体
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代表
- 行平 敏郎(ゆきひら としろう)
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住所
- 〒874-0847
大分県別府市馬場2−2
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営業時間
- 9:00〜18:30
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休診日
- 日曜・祝日
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アクセス
- 馬場の新鮮市場さんを150m下り、左手の山内整骨院を左折して150m
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TEL
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090-2138-3794
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こちらから折り返しご連絡させていただきます。
営業時間
別府おひさま整体は 「 完全予約制 」 です。
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