「腰が痛いけど、ストレッチでなんとかしよう」
皆さんもこんな風に考えたことはないでしょうか?
確かに、健康番組やSNSでも「腰痛にはストレッチが効果的!」といった情報がよく見られます。ですが、腰痛の種類によっては、ストレッチが逆効果になることもあるというのをご存知でしょうか?
今回は、「なぜ腰痛のときにストレッチをすべきではないのか?」について、治療家の立場から詳しく解説していきます。
ストレッチで腰痛が悪化する?その理由とは
結論からお伝えすると、痛みがある腰を無理に動かすことで、かえって炎症が悪化する可能性があるためです。
ストレッチが逆効果になる主な理由
以下のようなケースでは、ストレッチを行うことで症状が悪化することがあります。
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腰の筋肉に炎症が起きている場合
→ 無理に伸ばすとさらに炎症が広がり、痛みが増すことがあります。 -
椎間板ヘルニアや坐骨神経痛が関係している場合
→ 神経を圧迫している状態でストレッチをすると、神経症状が悪化する可能性も。 -
痛みの原因がわからないまま自己流で行う場合
→ 間違った姿勢や動きで、筋肉や関節をさらに痛めてしまうこともあります。
特に、「朝起きた時に強い痛みがある」「じっとしていても痛む」といった症状がある方は、炎症性の腰痛の可能性が高いため、ストレッチは控えるべきです。
ストレッチしてもいい腰痛とダメな腰痛の見分け方
「じゃあ、腰痛の時は絶対にストレッチしちゃダメなの?」
こんな疑問を持たれる方も多いでしょう。
実は、すべての腰痛がストレッチNGというわけではありません。大事なのは、“今の腰痛がどういうタイプの痛みなのか”を見極めることです。
ストレッチしてもOKな腰痛の例
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長時間の座りっぱなしで筋肉が固まったときの腰の重だるさ
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特定の姿勢でのみ違和感が出るような、軽度の筋肉の緊張
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痛みというよりも、「ハリ」や「詰まり感」がある場合
このような「筋肉のこわばり」が原因の腰痛には、軽いストレッチが有効な場合もあります。
ただし、これも**“痛みを感じない範囲で、ゆっくりと”**行うのがポイントです。
「ちょっと気持ちいいな」と感じる程度がベストです。
安易に自己判断せず、まずは専門家に相談を!
腰痛の原因は実にさまざまです。
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筋肉性の痛み
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関節の問題
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内臓からくる関連痛
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神経圧迫による症状 など…
間違った対処法を選んでしまうと、回復が遅れたり、慢性化するリスクもあります。
腰痛が出たときにまずやるべきこと
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冷やすor温めるのどちらが適切かを判断する(急性期は冷やす)
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安静を保ち、無理な動きは避ける
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症状が続く場合は整骨院・整形外科などの専門機関に相談する
痛みが出たときほど「なんとかしたい!」という気持ちになりますが、焦ってストレッチをすると、かえって遠回りになることもあるので注意しましょう。
まとめ:腰痛のストレッチは「していい場合」と「すべきでない場合」がある!
最後にもう一度まとめます。
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腰痛時のストレッチは、炎症や神経痛があると逆効果になることがある
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自己判断でのストレッチはリスクがある
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「ハリ感・だるさ」程度なら、無理のない範囲で軽く行うのはOK
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不安なときは、専門家に相談するのがベスト
腰痛を早く治したいときほど、焦らず、正しいステップでケアしていきましょう。
店舗情報
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店舗名
- 別府おひさま整体
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代表
- 行平 敏郎(ゆきひら としろう)
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住所
- 〒874-0847
大分県別府市馬場2−2
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営業時間
- 9:00〜18:30
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休診日
- 日曜・祝日
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アクセス
- 馬場の新鮮市場さんを150m下り、左手の山内整骨院を左折して150m
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TEL
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090-2138-3794
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営業時間
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